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【コラム:002】 視点がズレてる
(記載日:2004/8/4) |
(since 2000.9.4.)
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横浜の某産婦人科クリニックで、妊娠中絶した胎児を生ゴミと一緒に捨てていたことが問題となっています。今日神奈川県警も家宅捜索に入ったようです。
しかし、皆さんどうもこの問題を勘違いしていませんか?
なんか報道を聞いていると、まるで人間が一般のごみ焼却場で燃やされているかのような報道がされているように感じます。
妊娠中絶した胎児は人間ではないのです。逆に言うと、胎児は人間ではないから(もっと正確に言うと、人間になる前であってまだ人間ではないから、そして今母体から出されても人間として生きてはいけないから)、妊娠中絶できるのです。※
あくまでも「生ゴミ」で出したから問題なわけで、使用済みの注射針を一般ゴミで出した、というのと同じレベルの話です。今回の家宅捜索も「廃棄物」処理法違反で行われたものです。
妊娠中絶した胎児は廃棄物扱いなのです。人間ではありません。そりゃあ妊娠中絶を認める以上、廃棄物にせざるを得ないですよね。捨てずに保存してもしょうがないわけで。
「胎児を捨てるのが気持ち悪い」と多くの人が短絡的に考えているようですが、それは「妊娠中絶の是非」の問題のはずです。今回の問題とはまったく別次元の話だということを理解する必要があるかと思います。
インタビューで「気持ち悪い」とか言っている人がいる(しかも当事者の母親になるはずだった人が)のを見ましたが、それはちょっとおかしいと思うんですが。
絶対的に必要になる妊娠中絶もありますから一概には言えないでしょうけど、今回のは場所が横浜の伊勢佐木町ですからね。。。(横浜をよく知る人なら私の言いたいことは分かると思いますけど。) まあ、インタビュー受けてた人がどういう理由で妊娠中絶をしたのかは分かりませんが。
※胎児はすべて妊娠中絶できるわけではありません。あくまでも「妊娠22週未満」などの条件付きで可能となります。しかし逆に言えば、妊娠22週未満で希望があれば、何かと理由をつけて妊娠中絶が可能になっているのが日本の現状です。 |